長ネギ 2024年3月17日出荷終了しました
ネギは、薬味、鍋の具、てんぷら(かきあげ)の具など、いつでも使える野菜です。
出荷するものは、「根深一本太ねぎ(白扇:ハクセン)」という品種です。
ネギは、一度にたくさんの肥料を吸収できません。土寄せのたびに追肥をして少しずつ与えながら、生長させていきます。この品種の場合、土寄せ(追肥)4回しています。
12月には、「止め土」という最後の土寄せをして白い分を長く、露出部分が凍結しないようにします。最後の作業を「軟白化」と言います。これで白く長い部分の出来上がりです。
葉っぱまで美味しい品種に「宮ねぎ」があります。葉っぱも鍋に入れると甘くて柔らかくとても美味しいです。しかし、これはブランド化されていて、栽培地域、種、苗とも厳しい規制があって、安易に名乗れ無いのです。例えば、この宮ねぎの種を持っていて、それを育てても「宮ねぎ」という名前は使えないのです。
今年(2020年)は、宮ねぎの亜種で、オリジナルより大きくなるタネを譲って貰ったので、育てる予定です。10月頃になって試食のうえ出荷できるようなものができれば、出品しますので、乞うご期待!
残念ながら、宮ねぎは、大きく育たなかったので、出荷は諦めました。来年に期待して頂きたく
召 し 上 が り 方

ねぎについては、皆さんの方がご存じなので、料理については、詳しく書きません。
一般的に長ねぎは、白い部分を使って料理します。うどん、そば、納豆の薬味や汁もの、鍋ものです。
先端の葉っぱも食べられます。ただし少し固いので、細かく刻んで使います。私の場合は、鍋の最後に「おじや」を作りますが、このとき刻んだ葉っぱを入れて十分煮込んでから、食べます。丸ごと自然の恵みを頂いた気がします。
【お断り】
通常のスーパーマーケットで売っている長ねぎは、葉っぱ3枚を最低として調整します。当圃場の長ねぎは、それを守りつつ、できるだけ美味しく食べられるようにしています。具体的には、少し茶色くなった4枚目の葉っぱを付けているものがあります。
調整要領に従えば、これを剥(む)いても良いのですが、根元に近づくと食べられる部分も剥(は)がしてしまい、もったいないからです。
ですから、食べるときにそういった上の部分を除いてご使用ください。