日光唐辛子_大柿農園

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日光唐辛子  2023年9月17日終了しました

「青いうちは辛味少なくシソ巻などに、赤くなれば辛味が増し香辛料として使えます。」とは、種苗会社トーホクのパッケージに書いてある文言です。

 毎年思うのですが、パッケージにある写真とちょっと違うなぁ。形としては、「伏見甘長」風なんです。食べてみると思いっきり辛いので「甘長」じゃないですけど。
今の時期は、青とうがらしとして出荷しています。

召 し 上 が り 方

白ハグラウリの写真
収穫したての日光とうがらしです。

 作業をするうえで注意する点は、唐辛子の辛味に対応した装備で臨んでください。ゴム手袋、保護メガネは必須です。
更に、唐辛子を触ったゴム手袋で、顔や口など素肌に触れないことです。触ったのを忘れた頃、ヒリヒリ痛くなりますのでくれぐれも用心して以下の料理を作ってください。

しょうゆ漬けをお勧めいたします。
良く洗ってから、水気をきります。
清潔な蓋つきの瓶に厚さ1~1.5mm位の輪切りにして入れます。そこに醤油をヒタヒタになるくらい注ぎます。
冷蔵庫で3日間くらい置いて味が浸みた頃から食べ始めます。
冷奴にのせて食べたり、ご飯のお友にしてください。夏にふさわしい適度な辛みと香りをお楽しみください。
 辛いのが好きな方は、焼いたり、炒めたりして食べてみてください。

◆赤唐辛子になったら、「乾燥唐辛子キット」を出しています。包装時の重さは、100gです。タマネギネットに入れてあるので、そのまま陰乾してご自宅で作れます。注意点は、直射日光に当てないことです。日焼けして茶色くなってしまいます。作り方を同梱していますので、試してみてください。

 ◆青唐辛子を冷凍保存しておいて、青柚子(あおゆず)が出回る頃に解凍して青柚子胡椒を作るのも良いでしょう。
 青唐辛子の保存の方法は、種を抜いたものを磨り潰してから、調理ラップに来るんで冷凍しておきます。磨り潰すには、すり鉢を使います。これは時間が掛かります。私はミルサーというもので、粉砕しています。入る量にもよりますが、これだと数十秒でペーストになります。

柚 子 胡 椒 作 り 方 の 例

 「ゆずこしょう」と読みます。元々九州地方で使われていたものらしいです。もっとも瓶詰めされて売られているのを最近知りました。単に料理の調味料に疎(うと)かっただけかも?テレビで作り方を見ていたら、塩分濃度23%(重量比)で作るとありました。これは、塩辛いですね。
 という訳で今年は唐辛子を栽培して柚子胡椒を作る準備をしておきました。では作り方を下に書きます。塩分ナシなので、冷凍が必須です!
 加工時の注意点として素手で唐辛子に触らないことです。素手でも手は少しヒリヒリするくらいで問題ないのですが、この手で顔や脚など触るととんでもなくヒリヒリして眠れないくらいです。是非使い捨ての手袋を着用することです。それから目の保護も忘れずにしましょう。入ってしまったら取り返しがつかなくこと請け合いです。十分注意してください。

 
今回の材料です。             唐辛子のへたを切ります。

 
種を抜きます。                当たり鉢ですりおろします。


おろした柚子を加えて混ぜます。

 上の説明ではスラッと書いてますが、唐辛子を摩り下ろすのは、とても時間が掛かります。上記の写真程度の量でも30~40分かかりました。しかも刺激物なので取り扱いに注意が必要です。だんだんそれが面倒になり加工方法を変えることにしました。

 ミルサーを購入してこれで摩り下ろした状態にしようというものです。これなら手に触れるのは最小限で摩り下ろすときは容器の中なので飛び散ることもなく安全に作業ができます。
しかも加工時間はなんと20秒足らずで完了です。投資1,980円は高い買い物ではなかったと感じています。